能力試験(英検) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
実用英語技能検定(じつようえいごぎのうけんてい)は財団法人日本英語検定協会(Society for Testing English Proficiency, Inc.: STEP)が実施する日本における英語技能の検定である。一般に英語検定または英検と呼ばれる。英語に関連する検定としては日本で最も長く行われている。2009年度の志願者数は約226万人となっている[1]。
■概要
1963年4月、日本英語検定協会が設立され、同年8月に最初の検定が実施される。1級・2級・3級が設けられ、37,663名が受検した。1968年2月、社会的に奨励すべきものとして文部省(現文部科学省)から認定を受ける。1994年、年間受検者数が300万人を超える。2001年、すべての級が年3回実施となる。2003年、イギリスのケンブリッジ大学ESOL Examinationsと業務提携を行い共同研究を行うことに合意。2004年、アメリカ合衆国のごく一部の大学で留学の資格として認められる。2005年に文部科学省の技能審査認定制度が廃止されたことにより、2006年、文部科学省「後援」の検定となる[2]。
読むこと、聞くこと、話すこと、書くことの技能を測る検定であるとされ[3]、準1級および1級での英作文、3級?1級での英語による面接試験がある。1963年の開始以来問題形式の改良を重ね現在に至る。2004年度の第1回の試験より、2級ではリスニング(聞き取り試験)が20問から30問に、筆記が50問から45問になった[要出典]。
中学校と高等学校の生徒が全受検者の約8割を占める[4]。5級?2級は中学校や高等学校の学習指導要領に準拠している。高等学校や大学、大学院などでは、入学試験や単位の取得に際して英検の級取得者を優遇する場合がある。しかし、21世紀に入ると国際化する企業が多くなり、TOEICの高得点者を重視・優遇する学校・企業が増え始めTOEICの受験者数は増加傾向だが、英検の受験者数は減少傾向にある。



